2018年05月30日

スズランのブーケ(猛毒注意!?)

この辺は森が多く、森というほどでもなく雑木林といった場所もあちこちにあり、そんなところを散歩していたら年配の女性二人が何かを摘んでいました。 食べるものかしら〜〜と思ってチラ見したら、スズランを摘んでブーケにしているのです。 見ると、一面にスズランが咲いています。 大きな緑の葉に、白くて小さなベルのようなスズランの花、寄せてまとめると、可憐なブーケ!

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早速私も作ってみたくなりました。 夫にスズランを摘んでいた人たちのことを話したら、スズランの花束は結婚式にもよく使われるし、見栄えがいいので飾るために摘んだりもするし、けっこうポピュラーなんだそう。 でも、今まで海沿いの町に住んでいたので野生のスズランを目にすることはなかったのです。 Ninniが住むのも海沿いなので、プレゼントしたいと思いました。 ちょうど5月最後の日曜は、スウェーデンでは母の日で、久しぶりにNinniのところに行く予定。

前日、近くの雑木林にスズランを摘みに。 いつも通っている場所で、スズランが咲いているのは知っていたけれど、この強い芳香がスズランとは気が付きませんでした。

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けっこうな量を摘まないとブーケになりませんね。 ところで、「鈴蘭には毒がある」と聞いたことがあるかと思います。 摘む上でそれは気になっていたこと。 でも下調べする時間がなく、摘みに来てしまいました。 子供のころ「鈴蘭の根には毒があるから気を付けて」と聞いたことがあり、こんなに可愛らしい花なのにとショックを受けました。 でも根っこだけだと思っていたのです。

摘んだスズランを花瓶に生けてから、ネット検索。 すると、重大な事実が!! 有毒植物であるスズラン、その有毒物質は全草に、特に花や根に多く含まれる、と!! 根っこだけじゃなく、全体に、花にも毒があるではありませんか!! しかもスズランを生けた水にも毒は染み出る! その水を誤って飲んだドイツの3歳の女の子が死亡した例もある!

「すずらん 毒」で検索するといろいろ出てきますが、どれも(出典が同じなのか)書いてあることは同じでした。 かなり毒性が強く危険!!

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私は真っ青。 「毒をNinniに贈るわけにはいかない。 このまま捨てなきゃ!」と大騒ぎを始め、呆れた夫は「植物のことならNinniの方が良く知っているんだから聞いてごらん」と電話をかけ、私はこれこれしかじかとNinniに説明すると「大丈夫。 私はスズラン欲しいわ。 持って来てちょうだい。」とのこと。

それでもスズランが怖くなってしまった私。 「食卓に置かない方がよい。」と書いてあるサイトもあり、部屋の隅に置き、翌朝、水を含ませたコットンを茎に巻きアルミホイルで包みブーケにし、ビニール袋に入れてNinniのところに行きました。

Ninniに渡したとき息子が「毒なんだよ」とNinniに言い(息子にも言い含めたので)、Ninniは「でも、口に入れなければ大丈夫。 花瓶の水を飲んでもダメなのよ」と説明していたので、あの誤飲の死亡事故は本当の話で広く伝わっているのかしら、と思ったのでした。

Ninniが昔の、自分が子供の頃の写真アルバムを持ってきて、一つの写真を指差しました。 それは母の日に、子供だったNinniがお母さんと一緒におばあちゃん(Ninniの母の母)を訪れ、プレゼントを渡している写真。 プレゼントと一緒にスズランが見えます。

スウェーデンでは母の日にカーネーションを贈る風習はありません。(聞いたこともないそう。) この時期(5月最終日曜日)はスズランの季節なので、スズランを摘んで渡したようです。 Ninniは母の日に私がスズランを持ってきたのをとても喜んでくれました。

そしてお返しに、私はNinniの庭からの花束をいただきました。

ところで、4月初めのイースターには、まだ雪が降り積もっていました。 しかし5月に入ってから、6月か7月の真夏日のような暑さが続きます。 いや、こんなに毎日暑く(25℃〜30℃)雨も降らない快晴が続くなんて、普通の夏でもありえません。 実際今までにないほど暑い5月だそうで、体がなんだか変〜と思ってしまう。 水不足も心配です。

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2018年04月29日

Valborgsmässoafton (ヴァルプルギスの夜)

明日4月30日はヴァルプルギスの夜、スウェーデン語ではValborgsmässoafton(ヴァールボリスメッサアフトン)です。 春の訪れを祝い、大きな焚き火を燃やすのがクライマックス。

元々の発祥の地はドイツで、聖人ヴァルプルギス(ドイツ語名で"Walpurgis"、スウェーデン語名で"Valborg")を祝う日であり、1700年代にスウェーデンに伝わり、この地でも祝うようになったそう。 かがり火を焚くのは魔女を追い払うため。(と、新聞にクイズ方式で載っていました。)

昨年は、この町に越して初めてのヴァルプルギスの夜。 そして息子にとっても初めてのヴァルプルギスの夜。 以前住んでいた都会では酒を飲んだ若者たちが暴れるのでヴァルプルギスの夜には行ってはいけないと夫から言われていて(笑)、ここは田舎なので大丈夫だろうと息子を連れて行ってみたのです。 町はずれの原っぱで行われました。

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18時半に始まるというので行ってみたら、火が付くのは20時過ぎで、周りでは教会などの有志たちがポップコーンや綿あめを作って100円ほどで売ったり、ちょっとしたコンサートがあったり、子供たちが遊べるビニールを膨らませた遊具があったり、本当にのどかで、家族連れが椅子やらピクニックバック、バーベキューセットを持ってのんびり楽しんでいました。

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焚き火の近くに行ってみると、「わたしを焼かないで!(中に動物がいないか確かめてください。)」という注意書きが。 ハリネズミが入っている場合があるそうです。

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スピーチがあり、ついに点火。 人々がわらわらと集まってきます。 しかし、なかなか火が点かない。

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ようやく一部が燃えだしたけど・・・ 4月末といえ気温は10度ちょっと、夕方になると10度以下になるので、まだまだ寒い。 もう散々外にいるので体も冷えてしまったので家に帰ることにしました。 またこっちも燻されて、髪も服もすぐに全部洗わなくちゃいけないんですよね。

なので今年は行かなくてもいいかなぁ、と思っていたのですが、息子は今年も行こうねーと楽しみにしているよう。 
ちなみに4月30日の翌日、5月1日はメーデーの祝日で学校も仕事もお休みです。
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