2012年11月03日

りんご酵母で自家製シードル

休日の朝に、ときおりプロヴァンス風クレープ(といっても、日本のレシピ)を作るのですが、材料に「シードル」が必要です。

しかし、ほんの100ccか200ccのために、わざわざ買うのもなんだし、気の抜けたビールで代用できるとありますが、うちではビールを飲まないし、いつもシードルの分量も水を足して作っていました。

そんな折、シードルについて(ネットで)調べていたら、家庭でリンゴジュースを使い、簡単に作ることができると知り、挑戦!

でも、その前に「酵母」が必要なんですね。 それも、簡単に自宅で作れるというので、初挑戦。

ネット検索してみると、自家製酵母といっても、作り方が微妙に違っていたりして迷ったのですが、こちらのサイト『今日の酵母くん 自家製天然酵母パンを楽しもう』を参考にし、「リンゴ酵母」を作りました。 

使ったリンゴは、Ninniの近所の空き地に生えていた野生のリンゴの木に生っていたもの。 あまり甘くないので、砂糖を若干多め入れ、様子を見ること一週間。

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なんだか、全然泡立たないんだけど、、、 シュワシュワーと溢れるほど泡が出るんじゃないの!? ちょうど室内の気温が低いときだったからかなー。 冷暗所に置いておいたからかなー。

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それでも、甘い香りとアルコール臭はしているので、きちんと酵母は成長しているようです。

1週間半待って、この酵母を使い、シードル作りの過程へ。 (りんご酵母を作ったのは9月20日、10月1日にシードルへ。)

用意したのは、大きめの保存用瓶と、100%果汁(でも濃縮の安い)りんごジュース1リットル。 瓶の中に、りんごジュースとりんご酵母200ccほど入れ、寝かせます。 (残りのりんご酵母は冷蔵庫で保存。)

発酵し、瓶が破裂する恐れがあるので、発泡酒や炭酸飲料が入っていた厚めの瓶やペットボトルを使うこととあるのですが、やはりあまり発泡していませんねー。 それでも、ビールのような香りがしてきますので、発酵しているのでしょう。 

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1週間後、味見をしてみると、甘さもなくなり、まったくジュースではなくなりました。 まさにアルコール飲料。 それほどアルコール度は高くないと思いますが、普段飲んでいないから、ちょっとクラッときたりして。

2週間後(10月15日)に、小さい瓶に移し替えました。 移すときに、ちょっと砂糖を加え、常温で数日置き、二次発酵。 その後、冷蔵庫で保存。(フタ付きのビール瓶を取っておいて、よかったなぁ。 自家製シードルにちょうどよい。)

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大きい瓶の底には、酵母がびっしり残ってたので、そのままこの瓶を使い、 りんごジュースと冷蔵庫に保存してあった酵母を加え、また新たにシードルを作ることにしました。。 りんご酵母を作るときも、保存してあった酵母を加えると早いらしいので、再びリンゴ酵母も。

しかーし、第2弾のシードルは、発酵し過ぎて泡が恐ろしい状態に! 匂いも納豆みたいで腐ってる!? (どきどきしながら見守った結果、その後落ち着きました。)

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りんご酵母の方は、1週間冷蔵庫に密封してから常温で発酵させる方法を試してみたら、ものすごい刺激臭が発生したので、捨てました。

こうして、シードルはできましたが、まだクレープは作っていません。  シードルの方は、ちょびちょび飲んでいますが、甘くなく、発泡は弱く、でもノドごしは良い、軽い飲み心地のお酒。 本物のシードルを飲んだことがないので、比べられないのですが。 さて、第2弾のお味は、、、(続く)
posted by Ninni at 05:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 果物、シードル、レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月13日

カリンかと思ったらマルメロでコンポート

デンマークの友人から、自宅の庭で採れたという果物を、夫がいただいてきた。 「このままでは食べられないから、コンポートにすると良い」と言う。

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あら、この見た目といい、固さや、生では食べられない点でも、これは「カリン」ではないかと思った。 スウェーデン語の名前を聞くと、「〜だと思う」とあやふや。 ネットで調べて見ると、全然違う果物が出てくるし。 また、日本のカリンとも違うみたい。 

そこで、Ninniに写真を見せて聞いてみると、「ああ、これは、kvitten (クヴィッテン)よ」。

Kvitten (Cydonia oblonga) で調べてみると、「マルメロ」であることが判明。 日本でもカリンと混合されることがあるようだが、ボケ属のカリンとは違い、バラ科マルメロ属。 カリンは中国や日本の地域に育つけど、マルメロは広範囲で、ヨーロッパでも育つ。

美しい花を咲かせるので、木は好まれて庭に植えられるけど、実は市場に出ることなく、得ることができるのは庭に木を持つ人たちだけ。 でも、今は顧みられず、実が食べられることを知らない人の方が多いとか。 昔は、マーマーレードやコンポートにしたようだが。 忙しい現代、そんなことしなくても、おいしいものはいろいろ手に入るしね。

そういう点でも、カリンと同じだなー。 カリンといえば、日本の叔母の庭にカリンの木があり、実がなると果実酒や砂糖漬けを作り、お裾分けしてくれたっけ。 手作りが好きな人だから。

私も、スウェーデンでマルメロなんて初めて見た。 といっても、デンマークのマルメロだけど。 もしかして、デンマークではマルメロはもっと活用されているのかな? 夫の友人は、食べる事が好きで、パートナーはシェフだから、些細な食材でも大切にし、手間ひまかけて楽しむのかも。

しかし、初めてのマルメロ、どうやって調理するのか、、、 カリンと同じく固いので、切るのも一苦労。 結局、皮を剥き、適当に大雑把な一口サイズに切り、砂糖と水で柔らかくなるまで(15〜20分ほど)煮てみた。 夫が、レーズンと一緒に煮るといいんじゃない?と言うので、干しぶどうも入れて。

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ちょっと苦みが残ったけれど、香りが良く爽やかな味わい。 歯触りは、しゃきしゃきではなく、ちょっと綿を噛んでいる感触だけど。 

思いがけない、旬の味わいでした。
posted by Ninni at 21:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 果物、シードル、レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする